有明立体クラブ :-)


久々更新 2009 9.19 generated at Thu Nov 28 14:34:12 JST 2002




立体写真其の一

有明から望む北西の雲

通常のカメラ一台で撮影した長基線式立体写真。

a pair of photographs of cloud on the Ariake city
平行法(左目で左の、右目で右の写真を見る)で見て下さい。
手前の雲は、一つだけこっちの方に離れて浮かんでるのがわかるでしょうか。
一枚目を撮影してから横に十数歩移動し、二枚目を撮影しました。
その間風が少し有ったので多少雲が流れたようです。
遠方の雲を撮るにしては近景が邪魔になってますが、どの程度移動して撮影したか わかると思います。
後問題は通行人ですね。
高層ビルの屋上から撮るのが一番なのですが、これもなかなか手ごろな環境がみつかりません。

長基線式立体写真集はこっち。





Wfes 98 夏
ruri ruri :-)
撮影は Wizard, 内蔵ストロボなので強すぎになりました。 X接点付きのニシカだったらいろいろできるのでしょうが。
実は、内蔵ストロボは紙を貼り付け弱くしておいてスレーブを発光させればX接点は不要なのですね。二千円程度の改造費でX接点を追加できることに最近気が付きました。

るり^2は五十万円くらいだったでしょうか。
左端のはCCさくらでしょう。

 asuka ... 等身大もこのサイズになると桁違いに難しくなりそう。



アスカの水着バージョンは青少年保護条例により撤去されてたりして^^;

1997夏・ゲームショウ ENIX のステージ

a stereo photo No.32
これももやもやした情景。 このように平面では判別が付き難いが、立体にすると煙の前後関係が明らかになります。



右目で右の写真、左目で左の写真を見てください。

さて、無事に見えましたでしょうか。
以前はスライドにして専用のビュワーを使わないと見れない人が多かったようですが、 最近はランダムドット立体の影響で立体視のできる人が多いかと思います。
それにしても近年、特に日本では立体写真が冷遇されて来ました。
歴史的には一度三十年ほど前に立体写真ブームが起きたようで、 中古カメラ屋に行くとドイツ、アメリカ製の立体カメラを見ることができます。
そういうのを発掘して使ってみよう、というのはよそのページに任せておいて、 本ページでは現在製造中の機材を使ってみる事を第一に考えてみます。
その前に、

そもそもなぜ立体カメラ(高級)は廃れてしまったのか。

これは特に日本の写真家階層に問題が有ったと思います。
高級カメラを使う層のうちで、カメラ少年の多くはプロ指向が強い。
プロが使っているカメラが良いカメラであると言う考えを持っているようです。
ところで、日本のプロ写真家というのは大半が報道関係なので、 プロの写真と言えば新聞雑誌に印刷することを目的とした写真と言うことになります。 ところが、新聞写真がカラー化してきたわりに雑誌の方はなかなか立体化しません。
立体化するとしたら、レンチキュラーを使って写真を数ページ載せると数千円になってしまい、あまり売れる見込みが無い・・・・週間アスキーほども売れない ^^;

以下立体日記

1998 7/24
などと書いてたら、いつのまにかEYECOM?が週刊アスキーという名前になってしまいました。
と思ったらこんどは社長退陣とか。
などと思ってるうちに雑誌で立体写真の特集が続けてありました。
たしか月刊?宝島で赤青の眼鏡をかける方式でした。
まあたしかに立体感は出ます。しかしカラーでやろうというのは無理ですね。
1998 秋
本屋で
「ときめきメモリアル 3Dアルバムおもいで写真館(新紀元社)」
というのが目に付きました。

3900yen というトンデモない価格に恐怖してまだ手に取った事もありません。
どんなものなのか恐いもの見たさですねえ・・

1998 秋から冬
最近 EOS Kiss をニ台横位置で、しかもそうとう離して立体撮影してる人を二人みかけました。 一人は二十歳風くらいでもう一人は三十以上風で場所はいわゆるそれ風(ゲームショウに近いかも)なのでひょっとすると同一システムを貸し借りしてるのかもしれませんが。 ちなみにストロボを使ってて、レリーズはグリップから引き出したような。 まあとにかくなかなかの謎です。 あれだけ離すと立体効果か出過ぎてポートレートにはそうとう違和感が出る筈なのですが・・
1999 三月
三宝カメラで本家ニシカの四眼立体、しかも外付けストロボ付きをなんと五千円で売ってたようです。 ストロボだけでも五千円はしそうなものでした。 ただ Wizard にくらべて倍は大きいので持ち歩くのは厳しいでしょうね。 それで五千円なのでしょうが。
というわけで、プロ用の立体カメラは出現してませんしする予定もなさそうです。
新聞雑誌がデジタル化して、ステレオモニターが一般化すれば一気にステレオの時代になるのでしょうが。 よってプロ指向カメラ小僧、及びその末路であるカメラ青/中年が高級立体カメラに興味を示すことは有りそうもなくなってしまいました。
しかし国民の大半はプロ指向カメラマンでは無いので安っぽい立体カメラ機器に限り一応は出回っています。

立体写真の各方式の研究

立体写真ギャラリー
Photograps with Pentax Stereo Adaptor.
立体ディスプレーが欲しい所